つま先の底が剥がれたら靴修理をしてみよう

愛用している靴のつま先の底が剥がれてしまった経験はありませんか。今回は自分でつま先の底を修理する方法とつま先の底が剥がれてしまう原因、靴修理店に頼むメリットなどについて紹介します。自分でつま先の底を修理する方法は、急いでいる場合の応急処置偏と本格的にじっくり直す修理編の二つに分けて紹介するので、直す際の参考にしてみて下さい。

自分でできるつま先の底の修理方法とは?応急処置編

接着剤靴のつま先の底が剥がれてしまったけど、どうしても今日履いていかなければならない、そんな時は応急処置で剥がれているつま先の底を直しましょう。応急処置をする場合に必要な道具は、ベロベロに剥がれてしまったつま先の底をくっつけることができる接着剤です。使用する接着剤は瞬間接着剤ではなく、ゴムや皮革用の接着剤を使うのがいいでしょう。ゴムや皮革用の接着剤を修理したい部分につけたら乾くまでしばらく待ちます。普通の接着剤は乾いたら使用することができるのですが、ゴムや皮革用の接着剤は乾いたら圧着という作業を行わなければならない場合が多いです。圧着とは接着部分を力をこめて押したり、ハンマーなどで叩いたりする作業のことをいいます。この圧着の作業を行わないと、また剥がれてしまう原因になるので、使用する時は説明書をよく確認して正しく使うようにしましょう

もし家にゴムや皮革用の接着剤がなかったら、瞬間接着剤でも代用することができます。革靴のつま先の底をくっつけるのであれば、液体タイプよりゼリー状のタイプの瞬間接着剤を使用することがポイントです。液体タイプだと皮が瞬間接着剤を吸ってしまうので、くっつかないからです。

自分でできるつま先の底の修理方法とは?じっくり革靴修理編

靴修理店ではなく自分でじっくりつま先の底の剥がれを修理したいと考えているなら、まずは道具を揃えるところから始めましょう。つま先の底の剥がれを本格的に修理するのに必要な道具は、ヘラ、接着剤、革靴手入れ用具です。ヘラは剥がれ方が小さく接着剤を少量使用したい場合に便利な道具です。接着剤は応急処置と同様に、ゴムや皮革用の接着剤を用意しましょう。革靴手入れ用具は普段使用しているもので構いません。
つま先の底の剥がれを本格的に修理する場合の手順は、剥がれた部分を接着し、革靴の手入れをするという順で行います。先に革靴の手入れをしてしまうと修理部分に油分やクリーナーが付いてしまう恐れがあるので、必ず手入れする前に修理するようにしましょう。

修理の方法は、剥がれ方が大きい場合は接着剤をそのままつけます。剥がれ方が小さい場合はヘラを使用して接着剤を塗りすぎないようにしましょう。接着剤を塗って乾いたら靴の手入れを行います。革靴の手入れ法はまず靴ブラシで全体的にブラッシングします。ブラッシングの際には細部まで行うことがポイントです。ブラッシングをしたらクリーナーで靴の汚れを落とし、靴クリームを少量ずつ丁寧に塗っていきます。このように靴修理は靴の手入れまでしっかり行うことによって長く履き続けることができるのです。

靴のつま先の底が剥がれてしまう原因とは?

靴のつま先の底がよく剥がれてしまうのは、もしかしたら歩き方が原因なのかもしれません。しっかりつま先を上げないで歩いてしまったり、つま先に力を入れて歩いてしまったりする歩き方のクセはありませんか。これらの歩き方のクセが原因でつま先の底がよく剥がれてしまうことがあるので、よく剥がれてしまう人は歩き方に注意しましょう。

また、つま先の底がよく剥がれてしまう靴の種類があります。それは厚底ブーツやウエッジソールのブーツです。厚底ブーツやウエッジソールのブーツは底が厚いので底の重みの負担により、どうしても接着部分が剥がれやすくなってしまうのです。またブーツ類は長いのでかかとが抜けにくいという特徴もつま先の底が剥がれやすい要因になっています。厚底ブーツやウエッジソールのブーツなどのブーツ類は、夏場に履くのは厚いのでどうしても履いていない期間ができてしまいます。その履いていない期間に接着部分が劣化して、履こうと思って出してみたらつま先の底が剥がれてしまったというケースもあります。そんな時はあきらめないで、接着剤などで靴修理をしましょう。

他にも海外のブランド靴はつま先の底が剥がれやすいです。なぜ海外のブランド靴のつま先の底が剥がれやすいかというと、それは日本の高温多湿な気候が関係します。湿度が低い国で作られた靴は、頻繁に雨に日に履いているとつま先の底が剥がれてしまうことがあります。海外のブランド靴は雨の日に注意して履くようにするのがいいのかもしれません。

きちんと直したいなら靴修理店に頼もう

大切な靴なのできちんと直したいと考えているなら靴修理店に頼みましょう。靴修理店に頼めば靴修理のプロが専門の道具を使って修理をしてくれるので、その仕上がりは自分で直すのに比べてより良くなるでしょう。例えば靴修理店で直す場合、接着部分についている古い接着剤は可能な限り落としてくれます。古い接着剤を落としてくれることによって新しい接着剤の接着性を高めるのです。また靴の素材によっては合わない接着剤もあります。修理に熟知しているプロであれば合わない接着剤も見分けることができるので、接着剤をつけたのにまた剥がれてしまったなどのトラブルを防ぐことができるのです

つま先の底の剥がれにおいて、どうしても靴修理店に頼まなければならないケースがあります。それは接着が縫製の革靴の場合です。接着が縫製の革靴は自分で接着剤などでつけてしまうと、その靴が持っている製法のよさを損なってしまうことがあるからです。したがって、接着が縫製の革靴が剥がれてしまった場合は専門の職人に修理を依頼するようにしましょう。

他にも靴修理店では、つま先の底の剥がれの修理だけでなく、補強材を貼り付けてしっかりと補強をしてくれたり、仕上げのツヤ出しなどを行ったりするので、大切な靴を長持ちさせたいなら靴修理店に頼むのがいいでしょう。

つま先の底の剥がれは慌てないで対応しよう

今回はつま先の底の剥がれを中心に紹介しました。つま先の底の剥がれは自分で直す方法と靴修理店に頼む方法の二通りあります。さらに自分で直す方法にはすぐに直すことができる応急処置の方法と本格的にじっくり直す修理方法があります。修理方法にはそれぞれ特徴があるので、自分のニーズに合った方法で修理するのがいいでしょう。